祖母山

なおさく

2011年10月11日 19:12

長かった夏と残暑も終わり、やっとこさの山登りシーズン、
ってことで先日7日、祖母山に登ってきました。

未明に出発、5時過ぎに大分県豊後大野市緒方町、尾平登山口に到着。
車内で1時間ほど仮眠を取って登山開始。

宮崎県側から、大分県側からと、多数の登山ルートがある祖母山ですが、
今回チョイスしたのは大分県側、
尾平登山口から黒金尾根コースを登り宮原コースへ下り、尾平登山口に戻る周回コース。

登り始めは奥岳川沿いを緩やかに登ります、
いくつか吊り橋を渡るのですがなかにはややスリリングな吊り橋も…。

朝日に照らされた川面を眺めつつ吊り橋渡ったり沢を登り進むこの辺りはやけに楽しかったです。

ほんで本格的に山道に突入、

祖母・傾山系は霧島や九重のように広大な絶景、って感じでは無く、
深々とした濃厚な緑に囲まれた山容となってます。
茂りまくったデカい里山って感じ。

祖母・傾縦走コースに出合う天狗ノ分かれに近づく頃には、
スズ竹がモサモサに茂ってくれて歩きにくいことこの上なしでなかなかげんなりさせてくれます。

ほどなく天狗ノ分かれ到着、この辺りで標高1500m程、
ここから尾根伝いに山頂を目指します。

途中、展望台より目指す山頂をチャッチ↑
ピョコっと開けた展望台から眺めるとこのよーに良い景色が望めるのですが、
尾根歩きも基本モサモサのスズ竹とのバトルでした。

やっとこさ長いスズ竹ゾーンを抜けると開けた岩場へと登山道の景色が変わります、
さらにこの後は鎖、ロープ、ハシゴもいくつか出現、
山頂も近くなり、スズ竹にうんざりしてた心が逸りだします。

逸ったかと思った矢先、ひょっこり山頂に到着。
因みにこの日は天気は良いのですが遠くの展望が利かず、
本来なら見えるはずであろう阿蘇や九重の姿は霞の向こう、残念^^;
肉眼ではちょびーっと見えたんですがウチのカメラでは撮影無理でした…。

残す楽しみは山頂カップラのみ、がっつきます。
食べ終えたらちゃちゃっと下山開始。

下山コースである宮原コースへ下り始めるとすぐにあけぼの山荘がお目見え。
ネットや本でよく見るあのまんまの佇まい、記念にパチリ

山荘近くにある水場で水汲み。
コレ、お家に持って帰って焼酎を割ってみると実にまろやか、良いお土産でした^^
「祖母水」と命名。

下りの宮原コース途中にある、
馬の背、前の背と呼ばれる2箇所の切り立ったやせ尾根はなかなかの絶景ポインツ。

ほどなく無事に下山。
麓より「祖母・傾山系の黒々と浮かび上がるシルエットの図」を拝めて感動。
ズーム▼

直に見るとなかなかの迫力。

と、ゆー訳で久々の山行も無事に終了。
たっぷりと楽しめました、やー楽しかった^^

関連記事