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Posted by naturum at

2010年10月17日

屋久島縦走(後編)

前編中編と続きまして後編です。

5日の午前7時過ぎに淀川登山口から入山し、
宮之浦岳、永田岳を経て新高塚小屋にやっとこさ辿り着いたのが16時半頃。
歩いた~、そして疲れた。

着くや否や小屋前のデッキに腰を下ろし、とりあえずビールで乾杯。

この日の小屋利用者は我々が最終着の様で、
着いた頃には小屋内にそこそこな数の登山者がおられました。
で、デッキにテント設営。

テント泊は我々含む2組のみ、なかなか広々と張れてラッキーでした。

後はテントのなかでだらだら飲食。

無印良品のキーマカレーパウチとアルファ米を主食に、
ビーフスモーク、生ハムなどをツマみビールやワインを飲んで早めに就寝。

因みに、屋久島随一と称される新高塚小屋ですが、
小屋前デッキでテント泊しただけだったので詳しくはよく分かりませんでした^^;
トイレは後に通りすがる高塚小屋の方が幾分キレイでした、水場は近くて便利。
中は広そうでキャパは他の小屋よりそーとーありそうな印象。

で、翌朝6日、4:30起床。
撤収作業や準備をのんびりやってたら予定よりも遅れての6時半出発に(汗)

焦り気味で新高塚小屋を出発、まずは高塚小屋を経由しての縄文杉を目指します。

出発直後あたり↑標識に縄文杉まで1.9km、高塚小屋まで1.7kmと書いてありますね。
朝の静かな登山道をテクテク下り目指します。

1時間ほどで高塚小屋に到着。

高塚小屋を通過して10分ほど進むと屋久島ナンバーワン!!なメジャースポット、
お待ちかね縄文杉に到着。

デジカメで撮っても撮っても伝わらないこのデカさ(汗)
実物はやっぱデカかったです。
しかもラッキーなことに他の登山者は居なくて、貸し切りで縄文杉を堪能することができました。
小屋泊朝駆けの最大の特典かもでした^^

この辺りまでは静かな朝のトレッキングを贅沢にも楽しめたのですが、
縄文杉から1時間ほどのウィルソン株に着く頃には沢山の登山者さん達とすれ違うようになり、
ウィルソン株の撮影は順番待ちに。
順番待ってやっとこさ撮影▼

ウィルソン株の中身、水の祠はなかなか神秘的かつ幻想的でした。

そして、切り株のなかから上を見上げると、それはもうキュートなハート型、
と聞いていたので期待に胸を膨らませいざカメラを構えてみたのですが…、

コレって何型でしょうか…?(汗)

気を取り直して、大株歩道入り口を目指します。
が、ウィルソン株から大株歩道入り口に向かう下りの道中は大変でした。
何が大変だったかと言うと、上りの登山者が大挙して押し寄せてくるので、
上りの登山者に道を譲る間の待ち時間がハンパ無くて…。
早朝から朝にかけて、
荒川登山口や白谷雲水峡から縄文杉を目指し出発する登山者とここらで鉢合ったのですね。
それはもう大変な数でした、さすが屋久島、修学旅行生の団体さんとかもちらほらでした。

予想以上の時間を取られながらなんとか大株林道入り口に到着。
ここから、ゴールである荒川登山口まで、トロッコ道が延々8km続きます。

噂には聞いてましたが、長い長い道のりです。
何度かヤクジカに遭遇したり安房渓谷にかかるややスリリングな橋を渡ったりと、
道中はなかなかおもしろかったのですが、
11時で荒川登山口に予約してたタクシーに間に合わなそうなのでいそいそと歩き進みます。

11時を大幅に上回ること11:40、やっとこさ荒川登山口に到着。

今回の屋久島縦走のゴール、感慨ひとしお。

予約時間には大幅に遅れたのですが、出発の時と同じ運転手さんが待っていてくれてました、
ゴールに誰か待っててくれるってなんか嬉しいものですね^^
しかも、札幌から自転車で日本縦断してると言う、
なんともヘビーな単独男性を相乗りのお相手としてゲットしてくれてました。
荒川登山口~宮之浦間はそこそこなタクシー料金だったので、割り勘は助かります♪

みんなでタクシーに乗り込み運転手さんのおもしろトーク聞きつつ一路宮之浦へ。
んで、事前にチェケラッチョしておいた楠川温泉で下車、至福の温泉タイム。

入浴を終えたらバスで宮之浦港方面へ。

トッピーの出港時間までまだ余裕があったので港近くの屋久島観光センターでお土産買ったり2Fの飲食フロアで飛び魚丼食べたりビール飲んだりとどマッタリ^^

15:45のトッピーに乗り込み楽しかった屋久島トレッキングの旅も終了。
なんとも言えない満足感、噂に違わず屋久島は最高でした^^
登ってみたいお山もまだまだ盛り沢山だし、また行きたいなー。

おわり。